2014年10月13日

希望が生まれる介護セミナー フットケアセミナーin札幌


 アップが遅くなりましたが「希望が生まれる介護セミナー in 札幌」が9/28に開催されました。今回は『フットケア』三昧です足
日常ケア、認知症介護をふまえたケア
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そして、歩くためには必須の『靴!』ですくつ
きぼうま松橋さん.JPG

 やはり、介護の田中さんの講義は心に染みます。医療の現場で目の当たりにしたら間違いなく戸惑うであろう行動を見つけたときにどう対応するのか?その行動から、何をキャッチするのか?
いつも田中さんのブログ(たなかいご| 介護たなかの気ままなブログhttp://www.kaigogoyoukiki.net/tanakaigo/)から感じる、対象への愛情と敬意、そして、できることを奪わない「黒子のケア」が心に染みる内容でした。

例えば・・・
入所者さん(認知症の方)が朝、トイレにお連れしたら、トイレの水(便器の中にたまった水)で顔を洗っている・・・
「何してるんですか〜〜〜〜〜っ!!」
言いがちかもというか「病院」という場では、9割8分くらいそう言ってしまうのではないでしょうか。
 でも、その状況をみたとき
@何とお声をかけるか?
A何をキャッチするのか?

@何とお声をかけるのか?
「洗いにくいですよね。すみません、洗いやすいところにご案内しますね。」
朝は顔を洗う・・・ということをちゃんと認識されているのです。トイレに来たはずなのですが「朝イコール洗面」と思ったのです。

A何をキャッチするのか?
しかるべき時間にご案内をすれば、ご自分で洗面の行為ができる能力を持っているということです。認知症で
忘れてしまうこと・今までできていたのにできなくなってしまったこと、できなくなってしまった自分に不安を感じてしまうのです。
 その行動にはどのようなことが隠れているのか、それをケアする側がキャッチしてサポートすることがその方にとっての「できる能力」を奪わないことにつながります。

毎度、感動と共に介護されるなら田中さんみたいな介護福祉士さんに・・・と心から思うわけです。
田中さん、フットケアの資格もありますのよ。ちょ~素晴らしいですっるんるん

 後半は『靴』について、松橋さんが語り・実践をしてくれました。松橋さんは札幌フットケアサークルでも1回/年、必ず講師をしていただいております。
靴選びから、フットプリントで実際に足の計測
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靴の履き方
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靴ひもの締め方、締めるポイント
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たぶん、このような内容はどこのセミナーにもないと思います。
実際に靴ひもを締めて、その感覚と歩く時の違いを実感されたことと思います。

 やはり、人にとって「立つ・歩く」って、本当に大事なことと思います。対象の方が「できない」というレッテルをはられることなく、できる能力を奪わないケアって言うのは簡単ですが実践するのは本当に難しいと思います。
 いつも思いますが介護から学ぶことって、本当に多いです。医療という目線で患者さんを観ることに慣れてきている看護職にとっては「安全」という言葉で、本当に意味でのケアに踏み切れない現状があるのも事実です。病院という環境においては、人員の不足や命を守る・治療をするといったことが優先されます。それゆえに本来認知症患者や高齢者のケアに寄り添えないというジレンマもあると思います。
でも、ちょっとずつでも認知症・高齢者ケアのエッセンスを学ぶことは対象へのケアにつながるヒントとなると思います。
 
 「できる能力を奪わない」「立つ・歩く」をサポートするケアを介護・靴から学んでいけたらいいなと思います。

 
posted by ぴよNs at 06:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする